具体例あり!ブログ初心者が稼ぐための「ジャンルの選び方」
2021/05/10
セールスコピーライター・ウェブマーケター。「コピーライティング」「セールスコピーライター」でGoogle検索1位獲得。自身のコピーライティング技術をメルマガで全て無料公開していて読者は7000人超。
お金を稼ぐためにブログを新しく始めようとするとき、一番問題になるのがどこのジャンルを攻めるか『ジャンル選び』です。
やり方を具体的にお伝えしていきます。
一般的にアフィリエイトで稼げると言われるジャンルはライバルが多く、初心者が競合に勝つのはなかなか厳しい…
だからといって、誰もやっていないジャンルの場合は、そもそも検索需要が少なくてアクセスが集まらなかったり、収益性が低くてお金になりにくかったり、稼げる確信がもてないことがほとんど…
ジャンル選びに関する悩みはかなり頻繁に質問されるのですが、かく言う僕も常に悩んでいます^^;
この記事で紹介するのは「ライバルが少なく、かつブログ初心者でも稼ぎやすいジャンルの選び方」として現時点の僕が(悩みに悩んで)出した答えです。
※もっと良いアイデアがありましたら、ぜひともこちらのLINEにこっそり教えてください。笑
実際にジャンル選びに成功して稼いでいる具体的な事例も書いているので参考にしてみてください。
目次
ブログアフィリエイトで稼げるジャンルの選び方の全体像
まずは今回の記事で紹介する稼げるジャンルの選び方の概要を2つのステップに分けると次のようになります。
【稼げるジャンルの選び方】
- ライバルの少ない『新しいキーワード』を探し、
- そのキーワードと関連性の高い案件を紹介する
日本国内だけでみても、毎日毎日「新しい検索キーワード」や「流行の言葉」が生まれています。
それらの新しいキーワードは、生まれたてホヤホヤなのでネット上には情報が存在しないわけです。
Googleの検索順位は「相対性(他のサイトとの比較)」で決まるので、ライバルが一人もいなければ、自分のサイトの文章が下手だろうと内容が薄かろうと、理屈では検索順位は1位になります。
そのキーワードに関連性の高い商品・サービスにうまく誘導することができれば、比較的簡単に収益化できます。
※検索順位で1位になっても、きっちりと読者を動かしてうまく誘導する文章を書けないとお金にならないのも事実なので、『セールスライティング』の技術も必要です。
セールスライティングについては『セールスライティングとは?書き方や事例、おすすめの本まで徹底解説』も合わせて読んでみてください。
少し詳しい人であれば、いわゆる「トレンドアフィリエイト」のノウハウではないかと思われるかもしれません。
しかし、今回お伝えするジャンルの選び方の特徴は、
- 「トレンド」の意味を広くとらえ、
- さらに「案件の選定」についても一般的なアフィリエイトからさらに視野を広げることで、
ライバルと差別化しやすくなっているということです。
詳しいジャンルの選び方について、これから説明していきますね。
ジャンルの選び方1.『新しいキーワード』を探す
先ほど書いた通り、今までになかった新しいキーワードの場合だと、いち早く記事にすれば競合が少なく、GoogleやYahoo!の検索順位で上位表示しやすくなり、SEOでアクセスも集めやすくなります。
【関連記事】
SEOって何?という人は『【SEOとは?】コピーライティングとの違いや書き方を解説!』の記事を読んでください。
たとえば、今では当たり前のように使われる「VR」という言葉ですが、50年前には想像もできなかったことでしょう。
「まじ卍」なんて言葉もありますが、いまだに僕は意味が分かってません。笑
一言に「新しいキーワード」といっても、短期・長期という時間軸によって収益性や安定性が大きく変わってくるので注意が必要です。
短期的にブームが終わる新しいキーワード
短期的なトレンドというのは毎日どこかで起こっています。
CMでやってる新商品・新サービスの名称なんかは一気に検索ボリュームが増えます。
大きな事件やニュースがあれば、それについて検索する人は多いでしょう。
地震が起これば被害状況や電車の運行状況を調べたりしますよね?
短期的なブームを見つけるのは簡単で、特定の分野のニュースをチェックしていればいくらでも見つかるのは一つのメリットです。
短期的なトレンドキーワードの定番としては
- 芸能ニュース⇒「(有名人の名前) 不倫」など
- 地震・台風・豪雨などの自然災害⇒「台風20号 被害」など
- ドラマなどのテレビ番組⇒「(ドラマ名) 3話 あらすじ」など
- テレビCM関連「(商品名) CM」など
など、検索ボリュームが大きく新しいキーワードが次々に生み出されるジャンルはたくさんあります。
ただし、これらのキーワードは一次的に検索ボリュームが爆発的に増えるのですが、『長続きしない=安定しない』というデメリットがあるので一長一短です。
僕が知る限り、こららの短期的なトレンドキーワードを狙ったブログで収益化するのは、創造力を必要としない作業レベルに落とし込んだテンプレート的なノウハウに落とし込めるため、「再現性」という観点でいうとかなり高いと思います。
これらのキーワードをどのようにお金稼ぎにつなげるのかは、後半に書いています。
長期的にブームが続く新しいキーワード
短期ほど多くはありませんが、もっと長期的にブームになるキーワード(ジャンル)もあります。
先ほど例にあげた「VR」なんかは新しい言葉でありながら「時代のトレンド」と言ってもいいほど世間に浸透しつつあります。
数年前には全然知らなかったのに、今は常識になっているようなキーワードって意外にたくさんありますよね。
- カーシェアリング
- 仮想通貨
- ポケモンGO
- インスタグラマー
などなど、僕たちは気づかない間に新しい言葉に囲まれています。
このように長期的なトレンドキーワードを一般に広まる前につかんで、上手に自分のアフィリエイトブログで上位表示させることができれば、大きな利益につながります。
言葉のブームを確認するときに使えるのが「Google Trends(グーグルトレンド)」というツール。
試しに「インスタグラマー」という単語の過去5年間の人気度(検索数の増減などを数値にしたもの)の推移を調べてみると、以下の画像のような結果になりました。
3年前は「インスタグラマー」という言葉自体がほとんど存在しなかったのに、ここ数年でかなり世間に浸透しているのが分かります。
長期的なトレンドキーワードをつかんで大きく稼いだ具体例も後述していますので是非とも読んでみてください。
新しくないけど競合が少なくて収益性の高いジャンルもあるけど…
ここでは新しいキーワードを紹介していますが、新しくないけど競合が少なくて収益性の高い分野も、ないことはないです。
実際に僕もそういった分野を発見してサイトを作って、月数百万円の売上を上げているサイトもあります。
しかし、「新しくないけど競合性が低く収益性が高い」ということは、それだけ「気付くことが難しい」ということでもあります。
一見すると「儲からなさそう」と、誰も時間とお金をかけてサイトを作らないキーワードに価値を見出すわけですから、そうそう簡単には見つかりません。
このような”おいしい分野・キーワード”を探すために、普段からアンテナを張っておくのは大事なことです。
ただし、見つけようと思って見つかるようなものではなく、ノウハウとして体系化できず再現性は低いので、ご注意ください。
毎月3万円~10万円を狙うならニッチジャンルを狙うのもあり
先ほど述べた通り、「新しくないけど競合性が低く収益性が高いジャンル」というのは見つけるのがかなり難しいです。
しかし、条件をもう一段階ゆるくして「新しくないけどとにかく競合性が低いニッチジャンル」を攻めるのも一つの作戦です。
つまり、収益性の高さを度外視するわけです。
この方法で大きく稼ぐことは難しいかもしれませんが、毎月3万円とか5万円の副収入をつくれるケースは少なくないでしょう。
具体例をあげると、大阪府枚方市の地域メディアに『枚方つーしん』というサイトがあります。
このサイトは枚方市のお店や人、イベント情報を掲載することで市民から人気があるため、枚方市内のお店をPRすることで広告収入を得ています。
『枚方市の情報』というのは一見すると収益性が高くなさそうですが、規模が大きくなると結構なアクセス数と収益額になります。
枚方つーしんの収益は10万円どころではないので、「こんな大規模なサイトは無理!」と思うかもしれませんが、もっと小さくたっていいのです。
僕は先日、奄美大島に旅行に行ってきたのですが、奄美大島には島内の情報をキレイにまとめたWebサイトがありません。
だから旅行者はだいたいみんな情報収集に苦労していました。
仮に奄美大島の情報をまとめたサイトを作った場合、奄美大島のお店や商品を紹介する代わりに、そのお店や商品を販売している企業から「月3000円」の広告費を10店舗からもらうことができれば、それで月収3万円のサイトになります。
それなりに現実味があると思いませんか?
こうやって考えていくと、収益性が低そうでも自分の興味関心のあるニッチジャンルで専門性の高いWebサイトをつくれば、ある程度の収益を生み出す可能性があります。
ブログ初心者で始める人は、このような考え方でジャンル・テーマを選ぶのもありだと思います。
ジャンルの選び方2.見つけたキーワードと関連性の高い商材を探す
さて、新しいキーワードが見つかったら、キーワードと関連性の高い商材を探していきます。
説明を分かりやすくするために、「ジャンルの選び方」の2ステップ目という書き方をしていますが、実際はキーワード探しと同時並行で考えます。
キーワードが見つかった瞬間に「このキーワードを検索する読者だったら、こんな商材に興味がありそうだな」と仮説を経てるのです。
例をあげると、「TikTok(ティックトック)」というアプリが最近はやっていて、検索需要も増えてきそうだな…と考えたとしましょう。
まずは、TikTokについて調べる読者がどんな人で、興味関心は何かなどを考えたうえで、相性の良さそうな商材を考えてみます。
- TikTokについて調べる人なら流行に敏感な人が多いだろうから、流行りのアプリダウンロードのアフィリエイト案件であればいけるかも?
- 自分を動画にとるわけだから、自分をキレイに見せるための化粧品のアフィリエイトとかどうかな?
…という具合に仮説を立てていきます。
ここでは例としてTikTokについて考えてみましたが、このアイデアで実際にサイトを作るかどうか言われたらボツにすると思います。笑
いくつも考えて「これはイケる!!」という確信の持てるものを辛抱強く探してみてください。
仮説を立てるためには、当然ながら色んなアフィリエイト案件を知っておいた方がアイデアは出やすくなります。
もっというなら、アフィリエイト案件に限らず色んなビジネスモデルや商材をたくさん知っているほうがベターです。
なので、最低でも多くのアフィリエイト案件が集まるA8.netなどのASPに登録して、どんな案件があるのか一通りチェックしておきましょう。
アフィリエイトブログを作る場合、なんのジャンルでサイトを立ち上げ、どんなキーワードを狙うかを決めた時点で、収益の規模やアクセスの集めやすさが決定しますから、ここに時間をある程度の時間を投資しても損はありません。
とはいえ、これからアフィリエイトブログをはじめようという人の場合、とりあえず適当に書いてみることが成長の近道だったりするので、バランスが難しいところなんですけどね^^;
検索ボリュームが圧倒的に大きい場合だと「Googleアドセンス」が定番
一つの定番のやり方として、とにかく検索回数が多い・かつ新しいキーワードを狙って、爆発的なアクセスを集めて「Googleアドセンス」の広告を貼るという方法があります。
Google AdSense は、オンライン コンテンツから簡単に収益を得ることができるサービスです。サイトのコンテンツや訪問者に基づいて、サイトに関連するテキスト広告やディスプレイ広告を表示させる仕組みになっています。
―Googleアドセンスについての概要はGoogle公式サイトをご覧ください。
Googleアドセンスであれば、そのサイトを訪れた読者に対して、Googleのシステムが自動で興味関心のある広告を掲載してくれます。
アドセンス広告の場合、商品が売れなくても広告がクリックされた回数に応じて収益が発生するので、比較的簡単に収益化することができます。
ただし、難点としては1クリックの単価自体は低いので、たくさんのアクセスを集める必要があります。
理想はGoogleアドセンス以外で収益化すること
アクセスを集めやすいキーワードを狙ってアドセンスで収益化する戦略も「定番」になっているので、この方法でニュースサイトなどを作っている人はたくさんいます。
これでは「ライバルが少なく、かつブログ初心者でも稼ぎやすいジャンル」を探すという目的からずれてしまうので、アドセンス以外で収益性を高められそうなキーワードを攻めることが理想です。
具体例をあげると、「パーソナルトレーニング」という単語などは分かりやすいでしょう。
最近ではパーソナルトレーニングという言葉が一般に認知されるようになって、「せっかくジムにいくならパーソナルトレーナーをつけないと効率が悪い」なんてことをよく聞くようになりました。
先ほどのGoogleトレンドで過去5年の人気度の推移を見てみると…
上のグラフをみると、5年ほど前に一度ブームがあったようですが、世間に3年前、4年前あたりは世間に認知されていないことが分かります。
仮に、3年前に「パーソナルトレーニング」に関する情報をまとめたブログを作っていた場合、「パーソナルトレーナー」を紹介したり、パーソナルトレーニングを提供しているジムを紹介したりすれば、ライバルが少ない状態で検索上位表示できたでしょう。
今となっては気づいている人も多いでしょうけど、パーソナルトレーニングは単価も高く、お金を払う人も多いので、紹介料だけでも結構な収入になるはずです。
実際にこのジャンルで稼いでいるアフィリエイター・ブロガーもいます。
仮にアフィリエイト案件がみあたらなくても諦めないでください。
商品を提供している人・企業と交渉して、紹介するかわりに広告費をもらったり、サイトから問い合わせや成約があった場合に紹介料をもらったりと選択肢はたくさんあることを忘れないでください。
アフィリエイト案件が存在すると多くのライバルがひしめきあっていますが、アフィリエイト案件がない場合、競合がすくないこともよくあります。
「初心者にはそんなことは難しい」と考えるよりも、文章力やSEOの技術力で勝負できないからこそ、別の部分で勝負するという選択肢はもっていて絶対に損はありません。
「ライバルの少ない新しいキーワードを探し、そのキーワードと関連性の高い案件を紹介する」という方法だと、収益化しやすいというイメージはなんとなくできたでしょうか?
もちろん、お金になりやすい新しいキーワードを探すのは簡単ではありません。
それでもブログ・アフィリエイトの初心者が今から始めて成功しやすいのは、こういう新しい分野にいち早く飛び込むことだと思います。
【具体例】稼げるジャンルはこんなの
どんな新しいキーワードで稼いでいる人がいるのかをイメージしてもらうために、いくつか具体例をご紹介します。
ここでご紹介しているジャンルは今となっては参入者が多いジャンルになっていますが、ブームの初期にやっていればかなり大きな利益になっていたものです。
今後も、今この瞬間もどこかで新しいトレンドはできているはずなので、是非とも世の中の変化にアンテナを張ってみてください。
稼げるジャンルの具体例1.
仮想通貨
2017年の時点でおそらく最もアツい分野だったのが「仮想通貨・暗号通貨」に関係するジャンル。
Googleトレンドをみてみると、仮想通貨という言葉は2016年あたりからちょこちょこ使われ始めていたのですが、2017年に爆発的なブームになっています。
「仮想通貨」という言葉そのものだけでなく、ビットコイン・リップルコインなど様々な通貨の名前があり、ICOで次々に新しい通過がでてきているので、「新しいキーワード」が生まれやすいジャンルでもあります。
※ICOとは、
Initial coin offering(ICO、イニシャル・コイン・オファリング)とは、コイン(デジタルトークン・暗号通貨)の発行による資金調達・クラウドファンディングである。
引用元・詳細はWikipedia「Initial coin offering」より
一番ベストなのは「仮想通貨」という言葉がブームになる前に、いち早く流行をキャッチしてアフィリエイトブログの記事を書き始めるのがベストです。
実際に僕の友人がこれに成功して、莫大な利益を上げていました。
今となっては「仮想通貨の取引口座開設」のアフィリエイト案件があり、その存在が知られていますが数年前はアフィリエイト案件はなく、このジャンルでブログを書き始めた友人の先見の明には脱帽です。
また、新しく出てきた通貨の名前でいち早く記事を書いていけば、ライバルがすくない間に上位表示して、取引口座開設のアフィリエイト案件につなげることができれば、収益をあげることができるでしょう。
お金になりやすい定番ジャンルとして
- お金の悩みを解決するもの
- 美容・健康をうながすもの
- コンプレックスを解消するもの
などが有名です。
仮想通貨は「お金」に直結しますね。
稼げるジャンルの具体例2.
Airbnb・民泊
一昔前には、Airbnb(エアービーアンドビー)という宿泊施設を貸し借りするためのウェブサイト・アプリの登場とあわせて、「民泊」に関するニュースが取りざたされたことがありました。
Googleトレンドで「Airbnb」を調べてみると、2013年くらいから2016年にかけて人気度が上昇しているのが分かります。
Airbnbの場合も、「不動産=お金」に関わる部分なので、大きなお金が動く分野です。
- 不動産の売買
- ビジネスノウハウの売買
- 宿泊施設の管理・清掃など周辺サービス
これらの案件につなげて、大きな収益をあげている人も少なくありません。
アフィリエイトブログで稼げるジャンルの選び方まとめ
ここまで具体例を含めてアフィリエイトブログで稼げるジャンルの選び方を説明してきました。
ジャンルを選ぶ方法をまとめると
- ライバルの少ない『新しいキーワード』を探し、
- そのキーワードと関連性の高い案件を紹介する
ということになります。
この方法で一番重要なのは、世の中のトレンドをどれだけ早くキャッチできるか、ということ。
そしてトレンドをキャッチするには常に多くの情報を仕入れ続ける必要があるのです。
そのために、本やネットのニュースをチェックしたり、年齢や業種を問わず色んな人と交流していくことが大事だと思います。
アフィリエイトやブログのジャンル選びは収益額とその収益を得るための労力に直結しますので、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
コピーライター
住田辰範
※ネタバレ注意※7852人が知ってるコピーライティングのタネあかし
実は、あなたが今読んでくれたこの記事にも様々なコピーライティングのテクニックを使っています。
バンドワゴン効果やツァイガルニク効果、メリットとデメリットの両面提示などなど…
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