Webライター必見!仕事の取り方や継続案件の獲得方法を徹底解説!
2021/04/30
セールスコピーライター・ウェブマーケター。「コピーライティング」「セールスコピーライター」でGoogle検索1位獲得。自身のコピーライティング技術をメルマガで全て無料公開していて読者は7000人超。
今回は多くのフリーWebライターが頭を悩ませているであろう「仕事の取り方」について、ライター兼クライアントの立場から徹底解説していきます。
実際僕のところにも、「どうやったらライターの仕事を取ることができますか?」という質問はよくきます。
Webライターとしてお金を稼いでいこうとするうえで、やはり仕事の取り方というのは多くの人にとってネックになっているようですね。
そこで今回はWebライターの仕事の取り方について、以下のような疑問に回答をしていきます。
- Webライターが仕事をとるために重要なことは?
- Webライターにはどんなスキルが必要なのか?
- Webライターとしての仕事はどうやって(どこで)とれば良いのか?
- 継続依頼をもらうコツとは?
- Webライターとしての収入を上げていく方法
この記事を書いている時点で言えば、Webライターの仕事に対する需要はまだまだたくさんあります。
ぜひ参考にして、Webライターとしてバリバリに活躍しちゃってください!
目次
Webライターの仕事の取り方で重要な4つの考え方
Webライターとして仕事を取っていくうえで、最初に意識しておくべき重要な考え方が4つあります。
- 必要最低限のスキルを身に付ける
- まずは最初の仕事を取ってみる
- 継続依頼を増やす
- 収入の天井を上げる
やみくもに仕事を取るのではなく、この4つの考え方に則って仕事を取っていくことで、Webライターとしてより良い仕事に行きつくことができるのです。
それでは1つずつ解説をしていきます。
重要な考え方1.
必要最低限のスキルを身に付ける
Webライターという仕事は名乗ってしまえば誰でもなれる職業ですが、だからこそ最低限のスキルは必要になります。
仮に最低限のスキルがない状態で仕事を請けてしまえば、クライアントを満足させることはできません。
そうなればクライアントはあなたの元を離れてしまいますし、最悪クレームに繋がってしまうこともあり得るのです。
さらに言えば、スキルのない状態で仕事をしても大したお金にはなりません。
それこそ普通にコンビニバイトをしている方がずっと楽で稼げる、という状態のライターも数えきれないほどいるのが実情なのです。
ただ、後述しますが、「スキルがない = 仕事を請けてはいけない」というわけではありません。
重要なのは、スキルを身に付けなければいけないという意識を常に持っておくことです。
スキルが身に付けば身に付くほど、楽に良い仕事が取れるようになります。
重要な考え方2.
まずは最初の仕事を取ってみる
Webライターとして仕事をしていこうと考えているなら、まずは一度、採算を度外視してでも最初の仕事を取ってみてください。
というのもライターとしてのスキルは、実際に仕事を請けることで伸ばしていけるものだからです。
もちろん、スキルがないのにいきなり高報酬な仕事を請けようとしてしまうと、クライアントにとってもあなたにとっても良い結果にはなりません。
しかしライターの仕事にはピンキリがあり、中には素人でもOKという低単価のものもあります。
なので一度試しで、そういった仕事を請けてみてください。
そうすることでライターという仕事がどういうもので、自分には何が足りていないのかが少し掴めるはずです。
クライアントによっては書いた記事を添削してくれるので、お金を稼ぎながらスキルアップできる点でも、勉強ばかりしているよりも仕事を通してスキルアップしたほうがお得です。
つまり仕事を実際に請けるという経験は、あなたのスキルに直結するということですね。
そのうえでスキルと実績が積み重なってきたら、それを武器にして、徐々に高難易度で単価も良い仕事を請けるようにしていきましょう。
重要な考え方3.
継続依頼を増やす
それなりの単価の仕事を請けられるようになってきたら、継続依頼の獲得を考えてください。
基本的に新規で営業をかけるというのは、それだけで大きな手間になります。
一方、継続依頼がもらえるようになれば、安定的に仕事を獲得することができるため、記事の執筆にその分の労力を割くことができるようになるのです。
また継続依頼がもらえるかどうかというのは、クライアントからの評価を知るバロメーターにもなります。
なぜかというと、本当に仕事ができるライターというのはまだまだ不足しているため、優秀なライターには継続依頼を出して確保しようとするクライアントが多いからです。
つまり継続依頼が発生している状態というのは、ライターにとってもクライアントにとっても良い状態であるということですね。
反対にいくら新規の仕事を請けても継続依頼が発生しないという場合は、自分に何か足りないものがあるということです。
その場合は自分に足りないものが何なのかを考え、スキル上げをしていきましょう。
重要な考え方4.
収入の天井を上げる
Webライターを本業の自営業としてやっていこうと考えているなら、収入の天井を上げることも意識していかなければいけません。
外注ライターに出せる依頼料というのは、クライアントによっても違ってきます。
つまりクライアントによって、単価の限界があるわけです。
だからこそあるていどまで実績を積み重ねてきたら、より収入を上げるための方法を考える必要があります。
その方法についても今回の記事では説明しているので、ぜひこのまま読み進めてください。
Webライターに求められる5つのスキルとは?
Webライターが身に付けるべきスキルは、大きく分ければ以下の5つです。
- 文章力
- 企画力
- リサーチ力
- SEOの知識
- コミュニケーション能力
よくライターには文才が必要だと言う人がいますが、実際のところ、文章力というのは5つの中の1つに過ぎません。
Webライターには、それ以外にもさまざまなスキルが求められるのです。
それでは1つずつ解説していきますね。
Webライターに求められるスキル1.
文章力
webライターには当然、文章力も必要となります。
ちなみにライターにとっての文章力とは、文章で表現して伝える力です。
Webライターには、中学生が読んでも意味がちゃんと伝わるような文章の書き方が求められます。
ただ実は、Webライターに求められる文章力というのはそこまで高いものではありません。
国語教師のように難しい日本語の知識が求められるわけでもありませんし、小説家のようにオリジナリティ溢れる文章を求められるわけでもないのです。
それこそ最低限、言いたいことがきちんと伝わりさえすればそれで良いというレベルに過ぎません。
たとえば、きちんとPREP法で書きましょうとか。
⇒具体例で学ぶPREP法!美しいPREPの記事10選と練習法
ちなみに最低限必要な文章力を身に付けたいなら、『文章力の基本』という書籍がおすすめです。
『文章力の基本』
阿部 紘久(著)
かなり簡単な内容の本なのですが、これが意外とためになります。
読みやすい文章を書けるようになりたいなら、ぜひ読んでみてほしい1冊です。
あとは正しい日本語の使い方を学びたいなら、『記者ハンドブック』がおすすめですね。
『記者ハンドブック』
一般社団法人共同通信社(著)
記者ハンドブックを読めば、「漢字とひらがなのどちらを使うべきなのか」、「送り仮名はどう付けるのか」、「同音異義語の使い分けはどうすれば良いのか」、といったことを知ることができます。
正しい日本語に迷ったとき、手元にあると便利な1冊です。
少なくともここで紹介した2冊の本をマスターすれば、Webライターとして必要な最低限の文章力は身に付きますよ。
Webライターに求められるスキル2.
企画力
Webライターには、記事を書くときの企画力も求められます。
というより実は、Webライターにとっては文章力よりも企画力の方が必要なスキルであると言えるのです。
たとえばクライアントにチョコレートに関する記事を書いてほしいと言われたときに、あなたならどのような記事を書くでしょうか?
もちろん、ただ単純に市販チョコレートを並べて紹介するような記事も書けますが、それでは面白みもないですし、オリジナリティも出しにくくなってしまいます。
そこで必要となるのが企画力です。
たとえばチョコレートに関する記事で言えば、以下のようにさまざまな切り口で記事を書くことができます。
- 実際に買って食べてみて写真付きでレポートを書く
- クラウドソーシングサイトでアンケートを取ってその結果を発表する
- バレンタインのときの用途別にまとめて紹介をする(本命向き、義理向きなど)
- あえて男性人気の高いチョコレートを特集する
このように切り口を変えれば、記事の内容も大きく変わってきます。
そして、この中からターゲットのニーズに合った企画を選び取ることこそが、Webライターにとっての企画力なのです。
ちなみに企画力を鍛えるためには、普段から色々なブログを見漁っておくと参考になります。
暇な時間にでも、スマホで色々眺めてみてください。
Webライターに求められるスキル3.
リサーチ力
Webライターにとってはリサーチ力も重要なスキルです。
たとえば記事を書くための情報収集や、競合調査を行う能力のことですね。
Webライターという職業は、クライアントの要望に合わせて自分の知らないことでも記事として書かなければいけません。
そのためリサーチができなければ、そもそもWebライターとして仕事をすることはできないのです。
そういう意味では企画力と同様、リサーチ力は文章力よりもさらに必要なスキルであると言えますね。
また記事の質は、リサーチをどこまで行うかによって左右されます。
たとえばあるブランド品についての記事を書く場合、
- ブランド名だけを紹介するのか
- ブランドHPまで見て詳細をまとめるのか
- ブランドの理念まで調べて紹介するのか
- 実際に商品を買ってみてリアルなレポートとしてまとめるのか
によって書く記事の内容は変わってきますよね?
もちろん記事の質としては、ブランド名だけを紹介するよりも、実際に商品を買って紹介する方が高くなります。
とはいえ仕事としてライティングを請け負っている以上、使える経費や労力には当然限界があります。
ただ、その中でもより細かくリサーチできるスキルがあれば、それだけ良い記事を書くことができるというわけですね。
だからこそリサーチ力は、Webライターにとってかなり重要なスキルであると言えるのです。
Webライターに求められるスキル4.
SEOの知識
Webで活動するライターなら、SEO(検索上位に記事を表示させるための対策)についての知識も求められます。
仮に競合が強いキーワードでも記事を上位表示させることができるようになれば、それだけ仕事の単価を上げることも可能です。
ただし、SEOはサイト全体で取り組むものであるため、1つの記事だけが与える影響は限定的です。
そのため単価の安い仕事であれば、必ずしもSEOに強い記事が書けなければいけない、というわけではありません。
とはいえWebライターとして仕事を続けていこうと思っているなら、SEOの知識は確実に持っておいた方が良いです。
SEOについては別記事で詳しく解説をしているので、ぜひそちらも併せて確認しておいてください。
⇒【SEOとは?】コピーライティングとの違いや書き方を解説!
Webライターに求められるスキル5.
コミュニケーション能力
在宅ワークなのに意外だ、と思われるかもしれませんが、Webライターにはコミュニケーション能力も必要となります。
なぜならクライアントとコミュニケーションが取れないと、仕事を上手く進めていくことができないからです。
たとえば記事を書くうえでわからないところがあるのに、それを聞かないままで記事を書き切ってしまうライターもいます。
しかしこのような仕事の進め方をしていると、クライアントの要望とはズレた記事を書いてしまうリスクが上がってしまうのです。
さらに言えばそもそもの話、クライアントも同じ人間なので、やはりコミュニケーションがちゃんと取れる相手に仕事を頼みたいと考えています。
なかなか連絡が返ってこなかったり、不明点の確認をせずに仕事を進められたりしてしまうと、クライアントとしても手間やストレスがかかるわけですね。
そのためコミュニケーション能力は、継続依頼が欲しいなら非常に重要なものとなってきます。
クライアントと連絡を取りあうときには、以下のようなことを気を付けるようにしてください。
- クライアントにはできるだけ早く返信する
- 不明点などはしっかり確認する
- 納期が遅れそうならなるべく早くその連絡をする
- 相手のテンションやトーンに合わせる
とくに黙って納期を遅らせてはいけないというのは、常識の範疇であると言えますね。
しかし大勢いるWebライターの中には、これができない人も残念ながら結構います。
だからこそコミュニケーションスキルを磨けば、それだけでもほかのライターと差を付けることができるのです。
Webライター業における4つの仕事の取り方を解説
Webライターの仕事の取り方として、主な経路は4つあります。
- クラウドソーシングサイトを利用する
- 知り合いから仕事をもらう
- コミュニティに参加する
- SNSを活用する
それぞれ難易度と取れる仕事の質が変わってきますので、1つずつ特徴と詳細を解説していきましょう。
仕事の取り方1.
クラウドソーシングサイトを利用する
Webライターの仕事の取り方として1番ハードルが低いのは、クラウドソーシングサイトを利用するという方法です。
ちなみにクラウドソーシングサイトとは、簡単に言えばクライアントとフリーランスを結びつけるお仕事マッチングサイトのことですね。
簡単な登録さえすれば利用することができるため、ほぼ誰でも簡単にWebライターとしての仕事を探すことができます。
ただし、この簡単さが要因となって質の悪いライターも数多く活動しているため、仕事の単価は安めに設定される傾向にあります。
とはいえ継続依頼を獲得して良い記事を書き続ければ単価交渉もできるようになるので、最初の案件を獲得する場所として考えれば非常に使い勝手は良いです。
Webライター向きの代表的なクラウドソーシングサイトとしては以下のようなものがあります。
登録自体は無料なので、とりあえず登録して使いやすそうなところを使ってみてください。
ちなみにクラウドソーシングサイトで仕事を獲得するコツとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 自分なら〇〇ができるというプラスオンの提案もする(文字超過でも対応できます、など)
- 最初は単価を下げる提案をする(実力がわかってもらえたら徐々に上げていく)
- プロフィールの文章を工夫する(自分の強みやクライアントにとっての利益を伝える)
- 提案のときのメッセージはテンプレートではなく相手に合わせて1回1回考える
これらのコツを実践すれば各段に仕事を請けやすくなるはずなので、クラウドソーシングサイトを使う場合はぜひ実践してみてください。
仕事の取り方2.
知り合いから仕事をもらう
もし知り合いから仕事をもらうことができれば、それが1番手っ取り早いです。
もちろん、仕事を発注できるような知り合いがいないといけないのでハードルは高いですが、もしそのような知り合いがいるなら1度相談してみましょう。
知り合いから仕事をもらう場合何が1番良いのかというと、もともと信頼関係があるというところです。
Webライターというのは手軽に誰でも始められる分本当にピンキリで、常識や最低限のスキルがない人もかなり多くいます。
そのためクライアントは、基本的に初めて使うライターをそこまで信頼していません。
だからこそWebライターには、信頼を勝ち取るためのコミュニケーション能力が必要になるというわけですね。
その点、知り合いから仕事をもらう場合は、少なくとも常識面についてはあるていど信頼してもらえているはずです。
Webライターにとって、この信頼というものは非常に大きなアドバンテージとなります。
また質の高い仕事をやっていると、知り合いやクライアントが新しいクライアントを紹介してくれるようになります。
紹介してくれるということは、紹介者がそれだけ自分の仕事を評価してくれているということです。
そのため新しいクライアントにも最初から信頼してもらうことができますし、単価も高くなる傾向があります。
この紹介がたびたび発生するようになれば、Webライターとして一人前になれたと考えても良いですね。
仕事の取り方3.
コミュニティに参加する
コミュニティに参加して、そこでクライアントを獲得するといった方法もおすすめです。
たとえば以下のようなものに参加すると、仕事を獲得するチャンスがあります。
- オンラインサロン
- 「仕事を振ります」と言っているセミナー
- 教材のバックエンドになっているコミュニティ
- 質の良い交流会
こういったものに参加し、自分はWebライターをしていて仕事を探しているという話をすれば、そこからクライアントと繋がることが可能です。
たとえば忙しくしている先輩ライターと繋がれば仕事を回してもらえる可能性がありますし、ちょうどライターを探していたクライアントと知り合える可能性もあります。
コミュニティ経由の場合、クラウドソーシングサイトと違って直接会えたり、もしくは話せたりすることも多いので、信頼関係が作りやすいというのも1つのメリットですね。
ただし、交流会についてはあるていど質の良いところに参加しないと仕事に繋げるのが難しくなってしまうので注意が必要です。
というのも質の悪い異業種交流会なんかだと、保険の営業やマンション投資の営業でごった返していて、良いクライアントと巡り合える可能性はかなり低くなってしまいます^^;
そこでおすすめなのが、手前味噌ではありますが僕の運営している「アゲ飲み」です。
原則月1回、東京や大阪、名古屋などで開催している飲み会で、Webライターである僕が主催しているということもあって、毎回ライターやweb集客に興味がある人たちがたくさん参加してくれています。
実際、僕から参加者の方に仕事を依頼した実績もありますし、参加者さん同士で仕事が発生した実績もあるので、お時間や場所が合えばぜひ参加してみてください。
基本気軽な飲み会なので、変に緊張しなくても大丈夫ですよ^^
仕事の取り方4.
SNSを活用する
SNSを活用して「Webライターとして活動している」ということの認知度を上げ、そこからライティングの依頼をもらうというやり方もあります。
とくにWebライターとして使いやすいのは「Twitter」です。
Webライターとしてやっていくなら、「ライターをやっている」ということを表に出していくのは非常に重要なことです。
そうしないと、誰もあなたが仕事を募集しているということを知らないわけですからね。
実際、Twitterで「Webライターの仕事募集中」とつぶやくだけでも、もしかしたら何年も会ってなかった同級生から仕事の相談がくる、なんてこともあるかもしれません。
またSNS経由の依頼はクライアントからの指名になるため、クラウドソーシングサイトなどに比べると単価が高くなる傾向にあります。
そういう意味でも、WebライターならSNSはぜひ活用するべきですね。
Webライターとして継続依頼をもらうためにやるべきこと
Webライターにとって、継続依頼は非常に重要なものです。
ライターの仕事の取り方としては1番目指すべき形であると言えます。
ではどうすれば継続依頼を獲得できるのかというと、以下のようなことを実践してみてください。
- 当たり前のことを当たり前にやる
- コミュニケーションをちゃんととる
- プラスαの仕事をする
もちろん継続依頼が欲しいなら仕事の質自体を上げる必要性もありますが、それに加えて上記のようなことを徹底すれば、継続依頼に繋がる確率を大きく上げることができます。
詳しく解説していきますので、あなたもぜひ実践してみてください。
当たり前のことを当たり前にやる
継続依頼が欲しいなら、「当たり前のことを当たり前にやる」ということが重要になります。
どういうことかというと、「頼まれたことをきっちりやる」とか、「納期(約束)をきっちり守る」とか、そういった当たり前なことを徹底しましょう、ということです。
もしかすると「そんなこと?」と思われたかもしれませんが、「そんなこと」ができないWebライターは本当に多くいます。
だからこそ当たり前なことを当たり前にやるだけでも、クライアントからの評価を大きく上げることができるわけです。
コミュニケーションをちゃんととる
継続依頼をもらいたいなら、コミュニケーションをこまめにとることも必要です。
これはクライアントの気持ちになって考えていただければわかるかと思います。
仕事を依頼したのになかなか返事が返ってこないと、本当に依頼した仕事が問題なく進んでいるのか不安になってしまいますよね?
その点、こまめなコミュニケーションをとってくれる相手なら、安心して仕事を任せることができます。
あとは、相手の空気感に合わせたコミュニケーションというのも意識してみてください。
たとえばフランクなメッセージを送ってくるクライアントには失礼にならないていどにフランクな返信をしてみたり、企業からの案件ならきっちりとした文体でのやりとりを心掛けてみたり、ということですね。
クライアントも結局は人なので、できるだけコミュニケーションを取っていてストレスのない相手と仕事がしたいと思っています。
そんな中で、同じくらい仕事ができるライターがいてどちらかに継続依頼を出すという場合なら、より空気感が合っている方を選びたくなるのは当然なことですよね。
だからこそコミュニケーションはただていねいなだけでなく、相手に合わせるという意識が必要となるのです。
プラスαの仕事をする
依頼された仕事に加えてプラスαの仕事をすることも、継続依頼に繋げるためには効果的な手段です。
Webライターにとってのプラスαというのは、たとえば以下のような仕事が当てはまります。
- 依頼されている以上のクオリティで仕事をする
- 記事のコンセプト案をいくつか出して選択してもらえるようにする
- こちらから「〇〇ができますがどうでしょうか?」という提案をする
- 記事にグラフや表を入れて見やすく仕上げる
- 記事に使える画像を作る
こういったことをやると、多くのクライアントが喜んでくれます。
そしてあなたの仕事に価値を感じて、継続依頼を検討してくれるというわけですね。
Webライターとして収入の天井を上げる方法
本業としてWebライターをやっていきたいなら、ただ仕事を取るということだけではなく、収入を上げるという観点も必要となります。
そこで考えなければいけないのが、収入の天井です。
収入の天井とは、今と同じやり方でどこまで単価を上げることができるか、という上限のことを指します。
たとえば、あまりお金を持っていない個人のクライアントから仕事をもらっている場合だと文字単価1~2円くらいが限度になることが多いです。
一方、業績の良い企業から仕事をもらっている場合なら、文字単価5円以上で仕事を請けられることも普通にあります。
このように、Webライターの働き方にはそれぞれ収入の天井というものが存在しているのです。
そのため収入を上げたいと思っているなら、ある段階で収入の天井を上げることも考えなければいけないということですね。
ちなみに、収入の天井を上げる方法は2つあります。
- クライアントの質を高める
- 自分で仕事を作り出す
それぞれどういう方法なのか、詳しく解説していきますね。
クライアントの質を高める
前述したとおり、クライアント毎に支払える報酬の限度額というものがあります。
なので現クライアントの限度額よりもさらに単価を上げたいと考えた場合、より報酬を支払うことができるクライアントにシフトしていかなければいけないのです。
たとえば一例として、以下のような形でクライアントを変えていくライターもいます。
「個人のクライアント」→「SEOの価値を理解している個人のクライアント」→「アフィリエイトでしっかり稼いでいる個人のクライアント」→「企業のクライアント」
もちろんクライアントの質が上がれば、その分求められる仕事の質も上がります。
そのため自分のスキルに合わせて、徐々にクライアントの質を上げていくのがおすすめですね。
ただし、割の良い企業案件というのはそう簡単に請けられるものではありません。
なぜならWebライターにしっかりと報酬を払ってくれるような企業はコネを持っている可能性が高いからです。
そのため、割の良い企業案件というのはなかなかクラウドソーシングサイトなどには出てきません。
では、どうすれば割の良い企業案件が獲得できるのかというと、以下のような流れが多いですね。
- 最初は単価の低い仕事から始める
- スキルが身に付き、単価を上げられるようになる
- クライアントに評価され、継続依頼がもらえるようになる
- さらに評価されて、自分のことをほかのクライアントに紹介してもらえるようになる
- クライアントの質が上がることで、企業案件の紹介をしてもらえるようになる
Webライターにとってはこのように、仕事を評価されて紹介してもらう、という流れが非常に重要となります。
だからこそクライアントの質を高めたいなら、評価してもらえるような質の高い仕事を心掛けましょう。
自分で仕事を作り出す
本当の意味で収入の天井をなくしたいなら、仕事を請けるのではなく自分で作り出す必要が出てきます。
言い換えると、「仕事をしてお金をもらう」のではなく、「スキルからお金を生み出す」ということです。
1番ポピュラーな方法としてはアフィリエイトが挙げられます。
自分のライティングスキルを活かしてブログを作り、そこでアフィリエイト案件を紹介して収入にしていくという方法ですね。
アクセスを集めたりブログを量産したりしてアフィリエイト案件をたくさん成約させれば、収入はどんどん伸びていきます。
あとは、コンテンツホルダーと組んで集客をこちらで担当するというのも1つの手です。
要は外注として仕事を請けるのではなく、パートナーとしてビジネスを一緒にやっていくということですね。
もちろん失敗してしまえば無駄に経費と労力だけがかかって終わりということもあります。
しかし上手くいけば、ビジネスの主要メンバーとして大きな利益を受け取ることができるのです。
このように自分で仕事を作ってしまえば、収入の天井を取っ払ってしまうことができます。
ただし、自分で仕事をするということはライティングスキル以外にもビジネスセンスが必要となりますので、難易度は上がるものだと思っておいてください。
【まとめ】Webライターにとって重要なのは仕事の取り方だけではない
今回はWebライターの仕事の取り方について解説をしてきました。
仕事の取り方から必要なスキル、収入の伸ばし方まで説明してきましたので、ぜひ参考にしてください。
そして今回の記事で1つ覚えておいてほしいのが、「新規の仕事の取り方だけが重要なのではない」ということです。
Webライターとして仕事をやっていくなら、「継続依頼の獲得」を重要視してください。
どんなビジネスにでも言えることですが、1番大変なのは新規の顧客を獲得することです。
それに比べ継続依頼をもらうことができれば、営業にかかる労力をほぼかけることなく、安定的に仕事をすることができるようになります。
さらに継続依頼をていねいにこなしてクライアントの評価を上げていけば、仕事の紹介が発生するようになります。
そうなればクラウドソーシングサイトなんかには出てこないような割の良い仕事にも巡り合いやすくなるので、自然と収入も上がっていくのです。
このようにWebライターとして仕事をしていきたいなら、新規の仕事の取り方ではなく、継続依頼のもらい方の方がより重要となります。
そのことを意識して、質の高い仕事をこなしていきましょう。
※ネタバレ注意※7852人が知ってるコピーライティングのタネあかし
実は、あなたが今読んでくれたこの記事にも様々なコピーライティングのテクニックを使っています。
バンドワゴン効果やツァイガルニク効果、メリットとデメリットの両面提示などなど…
読者に共感してもらい、人を動かす文章のマニアックなテクニックを無料で公開していますので、「心を操るコピーライティング講座」を読んでみてください↓
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