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リストビジネスの教科書の内容と良い所・悪い所をまとめた

      2021/05/08

リストビジネスの教科書表紙
【この記事を書いた人】住田辰範
セールスコピーライター・ウェブマーケター。「コピーライティング」「セールスコピーライター」でGoogle検索1位獲得。自身のコピーライティング技術をメルマガで全て無料公開していて読者は7000人超。
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どうも、コピーライターのスミダです。
メアリエレン・トリビー著『リストビジネスの教科書(ダイレクト出版)』を読んだので、内容とあわせて、個人的なレビューを書いていきます。

 

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僕もそうですが、メルマガをやっている人やネットで集客したい人にとっては「リストビジネス」ってなんとなく魅力的な言葉ですよね。

 

そんな魅力に惹かれて、リストビジネスの教科書を買ってみたわけですが、意外にこの本が直接的に使える人は限られているかもしれません。

 

 

それぞれお話していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

購入を迷っている人の参考になれば嬉しいです。

 

 

リストビジネスとは?

ここでいう「リストビジネス」とは、顧客リスト(本書ではメールアドレス)にメルマガを送って、商品を売ったり、広告収入やアフィリエイト収入で稼ぐというビジネスモデルのことです。

 

 

江戸時代の商人はお店が火事になったとき、現金よりも顧客台帳をもって逃げたという話から、顧客リストが現金よりも価値があることがわかります。

 

例えば、100万円の現金を2倍に増やそうと思うと、頑張って資産運用をしても結構時間がかかりそうですよね。

 

それに比べて、1000人分の顧客リストがあれば、そのお客さんたちが年間100万円分=一人あたりたった1000円の買い物を毎年してくれれば、10年後には1000万円の売上になります。

 

分かりやすい具体例としては、ホリエモンこと堀江貴文さんの有料メルマガの読者数は約15000人いるそうです。

月額864円なので、

 

15,000×864=月商12,960,000円

 

という数字になります。

 

「たかがメルマガでしょ~?」とバカにはできない金額ですよね。

 

 

僕もセールスコピーライターとして「心を操るコピーライティング講座」というメルマガを発行していますが、こちらは完全無料のメルマガになっています。

 

こういう無料メルマガの場合、情報を読む分には完全に無料なのですが、メルマガの中で商品のセールスをして収益をあげることが多いです。

 

ちなみに僕のメルマガの場合、こちらのページに記載の読者の感想を読んでいただければ分かる通り、普通に読んでいる分にはセールスはかからない仕組みになっているので「メルマガ登録したらめちゃくちゃセールスされる!」なんてことにはなりませんので、ご安心ください。笑

 

 

このように顧客リストを集めて、そのリストを効率的に収益に変えていく「リストビジネス」は、うまくいけば大きな収益をもたらしてくれるビジネスです。

 

【関連記事】

メルマガの書き方を変えて反応率20%を超える13ステップ

 

10秒で分かる『リストビジネスの教科書』の内容まとめ

リストビジネスの教科書では、そのタイトル通り、リストビジネスのやり方について解説されている本です。

 

 

  • リストビジネスのアイデアの見つけ方から
  • リストの集め方
  • 収益化のやり方まで

インボックスマガジン(いわゆるメルマガ)を使ってお金を稼ぐ手順を一通り説明してくれています。

 

※後半に詳しく書いていますが「リストの集め方」についてはかなりザックリしている印象です。

 

リストビジネスの教科書を読むべき人・読まない方がいい人

リストビジネスの教科書を読んでみて思ったのは、すでにある程度ビジネスをやってる人向けだということ。

 

「個人でも簡単にリストを集めて、副業でもできますよ~」という軽い内容ではありません。

 

 

  • これからネットビジネスを始めようとしている人
  • アフィリエイトに興味を持ち始めた人

こんな人にはあんまりオススメしません。

 

たぶん「自分にはこんなことできない」と思ってしまいそうです。

 

 

一方、リストビジネスの教科書を読むことで役立ちそうな人は…

 

  • 自分ですでにビジネスをしている人
  • 会社の事業としてオウンドメディアを作ろうとしている人
  • すでにメルマガを使ったビジネスで結果を出してて次の展開を考えている人

詳しくは、「感想」のところで後述しますが、ある程度SEOとかWeb広告とかで収益を上げれるだけの実力がある人に読んでほしいなと思います。

 

【関連記事】

【SEOとは?】コピーライティングとの違いや書き方を解説!

 

現役のリストビジネスマンとしてみた本の感想

ここからは僕の個人的な感想です。

 

僕はセールスコピーライターとして、自分のメルマガも書いていますし、他の人のメルマガやランディングページを代筆することも多いです。

 

直接的にリストビジネス関わる立場からすると、「ネットビジネスの次の一手」として重要なヒントが書かれているように感じました。

 

その反面、「リストビジネスの教科書」は洋書を翻訳した本なので、具体的なノウハウに関しては日本国内では全く使えない部分も多く、万人におすすめできる良書とは言えません。

 

リストビジネスの教科書の良い所とイマイチな部分にわけてレビューしてみます。

 

 

リストビジネスの教科書の良い所

リストビジネスの教科書を読んでよかったと思うのは、裏技的な技法でお小遣いを稼ぎましょうというような内容ではなく、一つの「事業」としてメルマガを使ったビジネスの構築方法が書かれているということです。

 

本書でおすすめされているのは「専門家にメルマガのコンテンツを書いてもらうこと」。

 

たぶん事業として考えるなら当たり前にでてくる発想なのですが、日本で「ネットビジネス」といえば、まだまだ個人が一人でやるイメージが強いのではないでしょうか?

 

 

「ブログやYouTubeで”好き”を仕事にしよう!」という流れがありますが、

 

  • 仕事(お金)になるほどの専門知識があって
  • それを自分でコンテンツにするほどの集客力・販売力をもつ人

こんな条件を満たす人は正直言ってそんなに多くありません。

 

 

好きなことを仕事にすることを否定するわけではありません。

 

むしろ、僕も元々は完全な素人からライターを始めた身で、ブログのおかげで好きなことを仕事にできているので、むしろ夢を形にするお手伝いができたら嬉しいです。

 

でも、「自分には何も実績がないけど、Webでやっていきたい!」という人については、Webマーケティングやライティング、ネット集客の技術力を磨き、自分は集客・販売に特化して、中身のコンテンツは専門家に任せればいいと思うのです。

 

 

全部を一人でやる必要は全くありません。

 

 

ネットビジネスを一人で黙々とやる「作業」ではなくて、みんなで作り上げる「事業」として考えたときに、まだまだWebの世界は可能性に満ちています。

 

例えば、僕の知り合いが産業機械をつくる会社で働いていて、会社のホームページを見せてもらったところ、よく分からないマニアックな専門用語ばかりが羅列されていました。

 

この「一般的にはよく分からないマニアックな専門用語」で一つ一つきちんとSEO対策をしていけばほとんど競合もなく、簡単に検索上位表示ができるうえに、機械の受注にもつながるはずです。

 

専門知識をもつ社内の技術者と、ネットでの集客・販売ノウハウをもつWebマーケターが協力すれば、きっといい仕事ができるでしょう。

 

 

こんなチャンスはいくらでもあります。

 

 

「リストビジネスの教科書」を読んで、事業としてWebサイトを構築していく新しい選択肢に気づくことができたのが大きな収穫です。

 

 

【関連記事】

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リストビジネスの教科書の悪い所

リストビジネスの教科書のイマイチだと感じたのは以下の2点。

 

  1. 具体的なノウハウは英語圏のもの
  2. リストの集め方はざっくりしている

本書では、おすすめのメルマガ配信スタンドとか、リサーチにはこんなサイトを使ったらいいとか、かなり具体的な内容に踏み込んで書かれています。

 

しかし、全部の事例が英語圏のものなので、日本では全然使えません。苦笑

 

僕はキレイに読み飛ばしました。

 

それと「リストビジネス」というといかにしてリストを増やすかということがビジネスの肝になるかと思いますが、リストの増やし方(リストビルディング)については、かなりざっくりとした内容になっています。

 

事業をつくるという視点でかかれているので、リスト構築の視野を広げるにはいいですが、具体的なノウハウを期待して読むと期待外れの内容だと思います。

 

 

【まとめ】結局リストビジネスの教科書は買うべきか?

ここまでリストビジネスの教科書について書評っぽく書いてきました。

 

リストビジネスの教科書は人を選ぶ本だと思います。

 

ちまたにあるネットビジネスのノウハウを使って「事業」を作って大きくしていこうとしている人には刺激になると思います。

 

しかし、初心者でまずはお小遣い稼ぎからリスト(メルマガ)を使ったビジネスがしたいという人には見当違いの内容だと思います。

 

 

個人的には読みながら色んなアイデアが浮かんできたので読んでよかったと思いますが、万人におすすめするものではないです。

 

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とにもかくにも、僕が一番読んでほしいのは自分の無料メルマガですので、ご登録のほどよろしくお願いします。爆

 

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コピーライター

住田辰範

 

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