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「副業するならどれ?」の回答を考えた

   


【この記事を書いた人】住田辰範
セールスコピーライター・ウェブマーケター。「コピーライティング」「セールスコピーライター」でGoogle検索1位獲得。自身のコピーライティング技術をメルマガで全て無料公開していて読者は7000人超。
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どうも、スミダです。

 

会社を辞めて自分で仕事をはじめてから10年くらい経ちました。

この10年でおそらく100回以上きかれた質問が

 

「なんの副業が稼げるのか?」

 

ポジショントークで「今の時代はSNSだ!」とか、なんとなく「メルカリが簡単だ」とか、適当に答えるのは簡単なのですが、真摯に回答しようと思うと結構時間がかかってしまうため、現時点の考えをまとめておきます。

 

 

「いくら稼ぎたいのか」で答えが変わってくる

「副業をしたい」といっても、いくら稼ぐのをイメージしているかでだいぶ話が変わってきます。

 

  1. 本業とは別で月数万円の副収入がほしい
  2. 副業からはじめてゆくゆくは会社を辞めて起業したい

 

月数万円の副収入であれば、普通にアルバイトするのが早い、というが個人的な意見です。

 

今ならタイミーみたいなスキマ時間にちょっとバイトをいれるツールも充実してます。在宅系のアルバイトも(たぶん)増えてます。

ヘタに「SNS副業」みたいなスキルが求められて成果物に対して報酬が発生するような仕事よりも、労働時間に対して報酬がもらえるほうが簡単です。

 

現実的に一番難しいな、と思うのが「大きな金額は望んでいないのだけれど、楽して数万円チャリンチャリンお小遣いがほしい」みたいなパターン。

詳しい理由は後述しますが、「簡単にできる月数万がはいってくる仕組み」はやたらと手間がかかるわりに、すぐに仕組みが破綻するケースが多く、一番難しい…

 

副業スタートでいつか起業したいパターンの人も、もちろん簡単ではないのですが、こっちのほうが現実的に可能性がある気がします。

 

多くの人は「アルバイトでちょっと稼ぐ」というニーズではないために、「なんの副業がいいの?」という質問をしていると思うので、ここから先は「副業収入数万円からはじめて、起業できるレベルまで収益をあげていくとしたら…?」という前提で考えます。

 

 

再現性でいうと「情報発信」よりは「物販」のほうがいい。

副業と一言にいっても細かくいうと色んな副業があります。
そのなかでも大まかにわけると、以下の3つでしょうか。

 

  1. 情報発信系
  2. 物販系
  3. 投資系

 

(あくまでも個人的な見解ですが)副業からはじめて積み上げることで大きくなって一番再現性がありそうなのは投資系のなかでも不動産投資かもしれません。

ただリスクが心配だったりとか、会社員としての年収に左右されたりはあります。

 

そんな事情もあってか、どちらかというと話題にあがりやすいのが

情報発信系 VS 物販系

どちらがいいか問題です。

 

僕自身のスタートはアメブロ&メルマガだったので「情報発信系」でずっとやってきました。
が、起業したときはせどり(転売)もちょろっとやっていて、情報発信が無理だったら物販でやっていこうと思ってました。笑

 

個人的な肌感覚としては、ゼロイチで何か副業をやる場合に成果を出しやすいのは「物販」という印象。

今だとメルカリがとっつきやすいですかね。

 

僕が起業したころはメルカリが出始めのタイミングだったので、10分とか20分張り付いてリサーチしてると数千円とか数万円の利益がでる商品がみつかる古き良き時代でしたが、今はさすがにそんなことないはずです…

 

 

最近の情報発信系だと、インスタ副業とか、Xとnote組み合わせるとか、そのあたりが多いでしょうか。

再現性では物販よりもだいぶ劣りますが、情報発信系のメリットは「当たると大きい」ってところです。

 

ただ、勘違いするといけないのは物販系で大きくしていく人も普通にいますし、情報発信で“当てた”といっても、それを1年、3年、5年と持続させられる人はごくごく少数です。

 

あくまでも「初心者」に限った話をすると、
物販が再現性が高いとか、情報発信であてると大きいみたいな話になるのですが、「起業して生活できるレベル」になるとまったく話が変わってきます。

 

将来性を考えると「何をやるか」は重要じゃなくなる。

入門編の時点ではノウハウによって稼ぎやすい・稼ぎにくい、みたいなのは確かにあります。

でも、起業して継続的に収益をあげていこうと思うと、ノウハウの優位性はほぼ関係なくなります。

 

最初はせどりから始めて、卸業者になったりメーカーになったりでどんどん規模が大きくなる人もいます。

 

インスタから始めて、マーケターになって広告代理店になっていく人もいるし、事業を立ち上げて立派な経営者になる人もいます。

 

ニッチで簡単なノウハウで一時的にはちょっとお金になっても、そういう簡単なノウハウはすぐに参入者がふえてつかえなくなるのが世の常なので、「お小遣いをチャリンチャリン稼ぎたい」みたいなのは意外に難しいんですよね。

 

むしろ、規模を大きくすることを最初から見据えて動いたほうが断然成功率は上がると思います。

 

 

大事なのは「何をやるか」よりも、自分なりの成長の道筋をかいて試行錯誤していくこと。

 

この段階でどうしても急に抽象度があがってしまい、普遍的なノウハウでは語れなくなるため、多くの人が躓くポイントなのかもしれません。

 

副業からスタートして起業して、持続的に売上をあげていくためには
1つのことで収益をあげるだけでは不十分で、

  • 収益を安定させる
  • 収益の柱を複数つくる

この2つの考え方が大切になります。

 

「1つの収益を伸ばす」と「収益を安定させる」と「収益の柱を複数つくる」の違い

たとえば、副業でライターを始めたとしましょう。

 

「1つの収益を伸ばす」とは

ライターの場合だと
・ライティングのスピードをあげて量を増やす
・単価の高い仕事をうける
みたいな努力のこと。

 

インスタを副業で始めたとしたら
・投稿の質を高めてもっとフォロワーを増やす
・アカウントをもう一個つくる
とか。

 

でも、これを続けていてもわりと早い段階で頭打ちがきます。

すぐに時間が足りなくなってきます。

できれば、時間がない!とオーバーワークになる前に次のステップに進む仕込みをはじめたいところです。

 

「収益を安定させる」とは

ライターの場合、
・ライティングは別のライターにまかせて、自分はディレクターになる
・さらにディレクターも用意して、自分は単価の高い仕事をとってくることに専念する
みたいな動き。

 

インスタの場合だと、
・外注してアカウントの数をさらに増やしつつ、自分の作業時間を減らす
・自分でサブスクのオンラインサロンをはじめてみる
・自分でアカウントを運用するだけじゃなく、運用代行の仕事を引き受ける
などなど。

 

自分の時間をあけて数を増やしたり、マネタイズのポイントを増やしたりするのがこの段階。

 

最終的にはもちろん収益をブチあげたいわけですが、そのためには自分の時間をあけないといけないし、自分の時間をあけるためには人にふらないといけない。

 

そして人に仕事をお願いしようと、最初は「外注費をかけてお金がでていくのが嫌だ」と思ったり、「利益率が下がること」に対する抵抗がでてきたり、クライアントワークで「責任を負うこと」にストレスを感じたり、外注とのコミュニケーションがうまくいかずに悩んだり、こんな大変なおもいをするくらいなら売上なんてあげなくていいと諦めたくなったり、いろんな壁にぶつかることと思います。

 

そして収益を安定させようとここまで頑張ったとしても、AIの登場でライティングの仕事のやりかたが急に変わったり、Googleのアルゴリズムの変更で急に仕事が減ったりします。

 

インスタもアルゴリズムが変わったり参入者が急に増えたりして、一気に売上が減ったりします。

 

せっかく運用代行でいっぱいお客さんを増やしたのに、ノウハウが使えなくなって全然成果を出せなくなり全部契約がなくなるとか、それくらいのことは遠くない未来に起こるのが前提です。

 

だから、空いた時間と入ってきたお金をつかって、別の収入の柱をつくっていかないと、だいたい待っているのが撤退の未来…

 

 

「収益の柱を複数つくる」とは

ライターがスタートの人だと、今まで培ったライティングのノウハウを使って

 

・自分で情報発信して教える側にまわって、収益性の高い講座ビジネスをスタート
・集客経路をSEO、SNS、Web広告、他社とのタイアップなど、どんどん広げていく
・プレスリリースなどを使ってメディアへの露出を増やして権威性をあげていく
・講座ビジネスでできたお金をつかって、他の講座ビジネスをプロデュース
・ここまで培ってきたノウハウをつかって自社で新規事業をたちあげて、商材も集客方法も分散

 

…みたいな感じで、ここまでくると決まったルートなんて全くなくて人それぞれに独自の道を歩んでいくことと思います。

 

人によっては商材や集客方法を分散するよりも1つの事業で突き抜けて事業売却して、お金をつくって投資家のポジションに行く人もいるでしょうし、正解はありません。

 

結局、一番大事なのは自分で試行錯誤できること。そして自分に合った働き方を見つけること

まとめると、
・ゼロイチをつくる段階だとノウハウによって特色はありそう
・会社を辞めれるレベルにまで達しようと思うとノウハウ関係なし
・生き残るためには試行錯誤しながら自分にあったビジネスを模索するしかない

 

ちなみに自分にあった働き方についてはこちらの記事にまとめてます。

 

 

 

…はい。

 

ということで、ここまでまったく夢のない話で、めちゃくちゃしんどいやないかと思われたかもしれません。

実際に大変なことはたくさんあったし、今もあります。

 

僕もこの10年間で売上こそあがっているものの、

 

お金をもらって責任を負うことが怖かったり、人前でしゃべるのが苦手で今でも上手くなってなかったり、お金を払うことに抵抗があったり、コミュニケーションがうまくいかなかったり、上手くいったらいったで何のために働くのか悩んだり、言い出したらキリがない。苦笑

 

当初イメージしてた「自由でハッピーな感じ」とはだいぶ乖離がありますが、
当初イメージすらできなかった良かったこともたくさんあります。

 

面白い人たちにたくさん出会えたり、

仕事が楽しいと思えたり、

感謝されて嬉しかったり、

 

言葉にすると全部ありきたりなんですが…

 

大学生のバイトでひたすらキッチンでパスタを混ぜる仕事をしてたときには「仕事が楽しい」の意味すらわからなかったのを考えると大躍進です。

 

自分のスキルや経験をつみあげるたび、ちょっとずつ規模が大きくなるたび、周りの人にもお金が流れていくのはダイレクトに役に立ってる実感もあります。

 

ベースは豆腐メンタルで変わらないのですが、大変なことも含めて問題をクリアするのを楽しめるメンタルになって、生きやすくもなりました。

 

 

これから何か始めようと思っている人の参考になれば幸いです。

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