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働き方について思うこと

   


【この記事を書いた人】住田辰範
セールスコピーライター・ウェブマーケター。「コピーライティング」「セールスコピーライター」でGoogle検索1位獲得。自身のコピーライティング技術をメルマガで全て無料公開していて読者は7000人超。
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どうも、コピーライターのスミダです。

 

最近、人と話をしているとビジネスのハウツーうんぬんよりも

「働き方」の話になることが多いので、なんとなくブログを書いてみました。

 

自分の働き方について

まず自分の働き方について、

僕自身はながらく「成果報酬でのマーケティング代行」という働き方をしています。

 

成果報酬という点ではアフィリエイトに近いかもしれません。

 

アフィリエイトはリード獲得ベースで成果が発生することが多く、顧客リストは管理せずにその後の対応は広告主…というもの。

 

それに対して僕の場合は「売上」あるいは「利益」に応じた成果報酬で、リード獲得後の導線についてもガッツリ関わります。

 

 

この働き方は自分にとってはかなり合っていて、

  • 成果をあげれば青天井で収入が伸びる
  • 一度仕組みができあがれば自分のタスクは少なくなる
  • 複数の収入の柱を立てやすくリスク分散しやすい
  • リターンは青天井だけど、リスクは最悪収入ゼロ(ほぼマイナスにならない)

※アフィリエイトとの大きな違いは、アフィの場合は単価が低いため、低い単価でリード獲得し続ける必要があるのに対して、売上に対する成果の場合、広告費をかけてでも導線ができているorサービス力自体が強いなどの要素で、集客コストが高くなっても利益がでる点。

 

こんな感じで、そこそこ効率的な働き方だと思ってます。

 

こうやって言葉にすると「理想的な働き方」のように思えて、実際に人から「理想的ですよね」と言われることも多いのですが、あくまでも“僕に合っている”というだけです。

 

それに客観的にみても、効率だけ考えるともっと効率的な働き方はあります。

 

 

効率的な働き方と自分に合う働き方のギャップ

成果報酬でのマーケティング代行という働き方が“そこそこ”効率的である理由は、

労働時間の対価としてお金をもらう働き方よりは、労力をかけずに収入を伸ばせるためです。

 

ではもっと効率的な働き方は何かというと、色々あると思うのですが、

一つは事業売却を目指して事業をつくるということ。

 

2年か3年で頑張って事業をつくって、数億円で売却することができれば、

そのお金をしかるべきところで運用すれば短期間で「働かなくても大丈夫」な状態になれます。

 

あとは、投資家的なポジションで動いている人。

お金がお金を生み出すので、自分の労働時間は限りなく少なくなります。

 

現実的には、売却⇒投資家ポジションという動きをしている人が多いですかね。

 

それに比べると、マーケティング代行という働き方は見劣りすると思います。

 

 

そうはいってもみんなが皆、最も効率的な働き方ができるかというと、そんなことはないですよね。

 

僕も理想としてはサクッと事業を売って、のらりくらり投資家ポジションで動けたらいいのに…という理想はあるのですが現実問題なかなか難しいのが正直なところ。

 

難しい理由はいくつもあるのですが、

・仕事の優先順位をそんなにあげられないこと

・自分のできることに偏りがある

このあたりは大きいです。

 

 

よく勘違いされるのですが、なぜか「スミダさんはずっと仕事してそう」というイメージをもたれることが多いのですが、

実際はまったくそんなことはなく、会社員時代も自営業になってからも法定労働時間を超えて働いたことはありません。

 

仕事もお金も嫌いじゃないですが、負荷をかけてまで追い求めるものでもないという価値観で今までやってきました。

 

 

自分の能力的な部分でも、人からみると「仕事ができる」とみられることもありますが、

能力面でいうとできないことのほうが圧倒的に多いです。

 

まず事務作業はかなりミスが多く、仕事も遅い。

 

あと接客・営業の類がすべて無理で、会社員時代は普通に電話にでてマニュアル対応するだけでもかなりストレスで、3年やっても慣れることはありませんでした。

 

ストレス耐性もかなり低いため、まぁまぁホワイトな会社の仕事ですら困難でした…

 

 

「自分はダメなやつ」みたいに書いてしまいましたが、そう思っているわけでもなく、何が言いたいかというと「誰だってだいたいできることに偏りがある」と思うのです。

 

 

資本主義における効率的な働き方には、おおよそ答えがありますが、その効率的な働き方が自分に合うかどうかは分からないですし、おそらく合わない人のほうが多い気がします。

 

 

いま成功している人に対して「たまたまお金を稼ぎやすい働き方が合ってたんですよね」なんていうと怒られるので、もちろん努力で変えられる部分も多いです。

 

が、僕自身は努力してまで自分を変えたいと思えず、むしろ今の自分に合う働き方がしたい…と模索して、たどり着いたのが今の「マーケティング代行だった」というだけでした。

 

 

自分にピッタリ合う働き方は人それぞれ

自分自身も細かく見ていくと能力にだいぶ偏りがありますが、

色んな人に仕事を依頼したり、パートナーとして一緒に働いたりするなかで、他の人をみていても細かくみていくと、何が得意で何が不得意なのかを正確に把握することって意外に難しいです。

 

たとえば、僕が長年仕事をお願いしてるTaナカさんというライターがいるのですが、Tナカさんのライティングスキルは非常にクセがあります。笑

 

  • SEOの記事を書くと高確率で上位表示する
  • でも日本語的に文章がとても上手かというとそうでもない
  • インスタの投稿作成でニッチなテーマを深く掘り下げる投稿はうまい
  • でもバズを狙った投稿はつくれない
  • セールスライティングは全然ダメ
  • でも記事風のLPを書いてみたら当たった(7年目にして最近判明)

「ライティング」という1つのスキルだけみても、細かく見るとできること・できないことが色々あるのです。

 

 

あふれかえる情報に振り回されないで

僕がWebマーケティングの仕事をはじめて、もうすぐ10年になります。

 

10年前は今みたいに「ネットで稼ぐ情報」があちこちに転がってたわけではなくて、

怪しげな情報商材を買ってみるとか、怪しげな高額塾に勧誘されてうっかり入ってしまうとか、

わりと能動的にアクションしないと情報にリーチできなかった気がします。

 

でも今は副業に興味をもってSNSを開けば、ありとあらゆる人が実績アピールしたり、ノウハウ公開したり、初心者の人からすると情報の取捨選択が難しいだろうなーと思います。

 

僕もちょろちょろ情報発信をする側の人間で、自分は特別とは思っておらず、あふれかえる情報ノイズの一つだという自覚はあります。苦笑

 

特に自分が正しいとか、質の高い情報を提供しているとか思っていませんが、

ここまでの話をふまえて、自分に合う働き方は一人ひとり微妙に違い、想像以上に繊細な問題だと思っており、

できるだけ誰かの意思決定を邪魔しないように…と、ちょっとは気を付けています。

 

 

情報を発信し、コンテンツを作る立場の僕がこんなこというのもアレですが、

(とりわけ最近は)ネットにある情報は、人の欲・ニーズにあわせて作られたものがほとんどで、あんまりアテになりません。

 

たとえば、ビジネス系だと「誰でもできる物販ノウハウ」とか「再現性の高いSNSアフィリエイト」とか、そんな情報が多いですよね。

 

世の中のニーズが「誰でもできる」「簡単」なノウハウだから、その需要にこたえるべくコンテンツが作られます。

「マーケティング代行のやり方」なんて需要がほぼないので、そんなコンテンツはほとんどありません。

 

アフィリエイトが稼ぎやすいからその情報が作られるわけではなく、「誰でもできる再現性」が求められているから、結果的にそれっぽい情報がつくられます。

 

でも現実はというと、アフィリエイトで儲けている人よりも、他の人がやっていない別のことで儲けている人のほうが多いでしょう。

 

アフィリエイトがダメなわけではなく、それ以外のビジネス・稼ぎ方が無限にあるためです。

 

 

今、時代の流れとしては「検索で能動的に情報を取りに行く」ではなく「勝手に知りたいであろう情報がオススメされる」に変わっていて、

今後はますます人の欲にあわせてコンテンツが提供されることと思います。

 

簡単にできる

すぐできる

きれいにまとまっている

具体的である

刺激的である

官能的である

 

…この流れの先にあるのは表面的に良さそう、でも実態が伴わない“薄っぺらさ”かもしれません。

 

僕は食べることが好きなのですが、SNSでバズりやすいズボラ系のレシピは、簡単にできて見栄えもいいけど、どう頑張っても一手間かけて丁寧につくった料理にはかなわないと思います。

そういうレシピ情報がないわけではないけど探すのは大変です。

 

 

どうやったら情報に振り回されないかは、ちょっともう書く元気がないのでやめておきますが、

みんなそれぞれに自分に合った働き方が見つかるといいなと、ノイズ生産者の僕は願っております。

 

ではでは!

 

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